【解剖】舌骨筋(上下群)のゴロ
どうも、まつこです。
舌骨上筋群と舌骨下筋群のゴロ。
おまけに椎前筋のゴロも。
舌骨筋群のゴロ
「学に服す、絶好調の音がカッケー」
↑
舌骨上筋群4個
・学に服 →顎二腹筋:前腹・後腹
・絶好 →舌骨筋:以下「舌骨筋」が付く合図
・音 →オトガイ舌骨筋
・が →顎舌骨筋
・ケー →茎突舌骨筋
※全部舌骨に付く
※舌、嚥下、発生に関与
「今日工場は、絶好の健康強行日和」
↑
舌骨下筋群4個
・今日工場 →胸骨甲状筋
・絶好 →舌骨筋:以下「舌骨筋」が付く合図
・健康 →肩甲舌骨筋
・強 →胸骨舌骨筋
・行 →甲状舌骨筋
※起始停止が分かるネーミングになっている
※胸骨=胸骨柄
むしろ覚えにくい??
椎前筋のゴロ
「統計の長、全島貯金買い。」
↑
椎前筋4個
・統 →頭長筋
・計 →頸長筋
・全島貯金 →前頭直筋
・買い →外側頭直筋
【経穴】どうしても覚えられない「経渠」の部位
どうも、まつこです。
肺経にあるツボ「経渠(けいきょ)」
このツボの部位だけ、なんかヘンなんだ。
どうしても覚えられなところがあって、もうゴロにする。
経渠の部位全部
前腕前外側、
橈骨下端の橈側で外側に最も突出した部位と撓骨動脈の間、
手関節掌側横紋の上方1寸。
「橈骨下端の橈側で外側に最も突出した部位と撓骨動脈の間。」
って、なんだよと。
経渠のへんな部位のゴロ
「父さん母たん、逃走外人、桃が突然ブイっと言って、父さん動揺か?」
↑
経渠の部位
・父さん →橈骨
・母たん →下端
・逃走 →橈側
・外人 →外側
・桃 →最も
・突然 →突出した
・ブイっ →部位
・と →と(and)
・父さん →橈骨
・動揺 →動脈
・か? →間
どのみち長いな。
【解剖】心臓まわりのゴロ
どうも、まつこです。
心臓の弁、膜、栄養血管、刺激伝導系ゴロってみる。
「海でサボる、Highでタイトな半ケツ」
↑
心臓の弁4個
・海 →右房室:三尖弁
・サボ →左房室:僧帽弁(二尖弁)
・High →肺静脈弁
・タイト→大動脈弁
・半ケツ→半月弁(肺静脈と大動脈)
「先勝!空の外は新境地、内心ドキドキ」
↑
心臓を覆う膜
・先 →線維性心膜:心嚢
・勝 →漿膜性心膜壁側板:心嚢
・空 →心膜腔:漿液入ってる
・外 →心外膜:心臓壁:実は漿膜性心膜の臓側板
・新境→心筋層:心臓壁
・内心→心内膜:心臓壁
「ウサギの感情、高質感」
↑
右冠状動脈の枝
・ウサギの感情→右冠状動脈:冠状静脈洞へ
・高質感 →後室間枝:中心臓静脈へ
※右側全てを栄養
「盛んに全室、海鮮だし」
↑
左冠状動脈の枝
・盛んな →左冠状動脈
・全室 →前室間枝:大心臓静脈へ
・海鮮だし→回旋枝:冠状静脈洞へ
※前室間枝:心臓の前面を栄養
※回旋枝:左心室の後方部を栄養
「牛泥棒、三角束ねて内心プルプル」
↑
刺激伝導系の順番
・牛 →右心房
・泥 →洞房結節:上大静脈開口部
・棒 →房室結節:右心房下壁
・三角→線維三角:ヒス束通る
・束 →ヒス束(房室束)
・内心→心内膜下:プルキンエ線維通る
・プルプル→プルキンエ線維
※刺激伝導系は特殊心筋線維
【解剖】下行大動脈分枝のゴロ
どうも、まつこです。
鍼灸学生1年の解剖は、部位の暗記が多い。
ストーリーもなく、淡々と暗記はもういつものようにゴロしかない。
下行大動脈のゴロ6個
下行大動脈、脊柱前方を走り、第4腰椎まで下行。
横隔膜より上が、胸大動脈、
横隔膜より下が、腹大動脈、
という名前で分けられている。
横隔膜を通る孔を、大動脈裂孔。
ふ〜ん。
「京大の第六感女王、食堂では聞かん坊」
↑
胸大動脈の枝
・京大 →胸大動脈の枝
・第六感→肋間動脈:肋骨の下通る
・女王 →上横隔動脈:横隔膜栄養
・食堂 →食道動脈
・聞かん→気管支動脈:肺の栄養
「腹減った、買おう羊羹」
↑
腹大動脈の壁側枝
・腹 →腹壁枝:腹壁栄養
・買おう→下横隔動脈:左右1対
・羊羹 →腰動脈:左右4対
「必勝!人道は清掃でランランラン♪」
↑
腹大動脈の臓側枝(有対)
・必勝 →泌尿・生殖:臓側枝
・人道 →腎動脈:第1腰椎
・清掃 →精巣動脈:鼠径管通る
・ラン →卵巣動脈:卵巣提索の中通る
「空腹は悲壮感さ。と、上長が課長にまくし立てた」
↑
腹大動脈の臓側枝(無対)
・空腹 →腹腔動脈:胃〜十二指腸、脾臓、肝臓、胆嚢、膵臓
・悲 →脾動脈:腹腔動脈下
・壮感 →総肝動脈:腹腔動脈下
・さ →左胃動脈:腹腔動脈下
・上長 →上腸間膜動脈:脾臓、小腸〜横行結腸
・課長 →下腸間膜動脈:下行結腸〜直腸
「4階の総長は内外の長に分けた」
↑
総腸骨動脈の枝
・4階 →第4腰椎:腹大動脈から分ける場所
・総長 →総腸骨動脈
・内 →内腸骨動脈
・外 →外腸骨動脈:鼠径靭帯の下通って大腿動脈に
「子宮の細胞、ナチョスがナイーブ、ちょっと上下に閉鎖した」
↑
内腸骨動脈の枝
・子宮 →子宮動脈
・細 →臍動脈:細動脈索
・胞 →下膀胱動脈:男性は前立腺も
・ナチョス →中直腸動脈
・ナイーブ →内陰部動脈:梨状筋下孔など通る
・ちょっと →腸腰動脈:腸腰筋など栄養
・上 →上殿動脈:中・小殿筋
・下 →下殿動脈:大殿筋
・閉 →閉鎖動脈:閉鎖ってなんだよ
血管の名前を覚える意味がわからない。
でも、テスト出る。
【東洋医学講座】基礎の前半まとめ
どうも、まつこです。
あはき教科書の東洋医学概論でなくて、
「東洋医学講座 第1巻 基礎編」のまつこ的まとめです。
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現代中医学じゃなくて、どっぷり昔の東洋医学の考え方を教えてくれる本。
天人同一
天=自然や自然現象
天と人は同一のもので成り立っている(同調)
人のリズムを知るには、自然の現象を知ることが必要という考え。
東洋の五術とは
「命、相、卜(ぼく)、仙、医」
陰陽の尺度により変化することから展開
陰陽の法則
陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる
陰陽のバランスは絶えず変化する
陰陽の中に陰陽あり
陰陽の考え方で一番重要なのは「過程」である
過程=陰遁・陽遁(廻り)
太極図:陽遁→陽極→陰遁→陰極→また陽遁へと廻る
三才の法則
何事においても、適切な部位、場所、状態、量、質、時間がある
また、適切な陰陽間がある
陽 陰 陰陽間 で色分ける
天 地 人 : 場所、部位
生 旺 墓 : 働き、動き、状態
中庸 過 不及 : 量、質、時間
読)ちゅうよう・か・ふきゅう
意)中庸=丁度いい
生 → 旺 :陽遁
旺 → 墓 :陰遁
墓と生の間には「休息・休養・疲労回復」がある
人体における三才
体幹部における、3ヶ所の分け方
上焦 : 横隔膜より上
中焦 : 横隔膜からヘソまで
下焦 : ヘソから下
関連する臓腑
上焦
心:血をめぐらせる
肺:気をめぐらせる
※陽(エネルギー)
中焦
脾:変化・安定の意味、消化吸収
胃:物質(肉体)としての意味
下焦
腎:気(精)を蔵する(作り出す)
肝:血を蔵する(作り出す)
※陰(物質)
十二気の三才
地上における12種類の大気変化
十二支
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
本来は12種類の大気作用を表している
※「子」は現代の暦で12月や12時(23時〜1時)を指す
木の十二支:寅、卯
火の十二支:巳、午
金の十二支:申、酉
水の十二支:亥、子
土の十二支:丑、辰、未、戌
土は、土用で生旺墓の「墓」
天文:21:00:生物の生死の分岐点
地門:9:00:繁殖能力の分岐点
鬼門:3:00:発生の分岐点
人門:15:00:成熟の分岐点
三陰三陽
東洋哲学としての意味で経絡のとは違う
陽遁の生 : 少陽(陽の微少)
陽遁の旺 : 陽明(陽の著明)
陽遁の墓 : 太陽(陽の極大)
陰遁の生 : 少陰(陰の微少)
陰遁の旺 : 厥陰(陰の著明)
陰遁の墓 : 太陰(陰の極大)
著明=非常にあきらかであるさま
五行の法則
木火金水=4つの変化を表現
土=変化を生じさせる場(時間)
木:陽遁
肝
陽極の前
春や朝のように、温度上昇時
火:陽極
心
夏や昼のように、(良い状態の)最高温の状態
全開作用で陽遁の成熟作用、陰遁の消滅作用
金:陰遁
肺
陰極の前に働き出す
温度下降、収れん作用、凝縮
陽遁の衰退作用、陰遁の生成発展作用
水:陰極
腎
自然治癒能力
(良い状態の)最低温の状態
土:2つの意味
1、働きとは別で、土台や物質としての意味
2、変化と安定。リズムとバランスを維持し、正常を保つ。
十干
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、き
十干は太陽を元にして考えれた(陽)
干支は月をもとにしている(陰)
五行の中に陰陽あり
陰は臓で、陽は腑
臓が主で、腑が従
兄=陽、え
妹=陰、と
木
甲:胆
乙:肝
火
丙:小腸
丁:脾
土
戊:胃
己:脾臓
金
庚:大腸
辛:肺
水
壬:膀胱
癸:腎
なんか、昔の人ってすごいね。
【経穴】交会穴・下合穴のゴロ
どうも、まつこです。
今日は「交会穴・下合穴」のゴロ。
覚えるのまじでたいへん。
交会穴とは
経脈が2つ以上交わるところ。
局所の弁証を主治するだけでなく、交わる経脈とも密接関係。
もはや、このツボだけ知っときゃいいんじゃね?的な?
百会
督脈、膀胱経、三焦経、胆経、肝経
「父さんの母校、簡単で焦る。」
督、膀胱、肝、胆、三焦
大椎
督脈、大腸経、胃経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経
「父さん母校の山椒、調子のって大小採ってキモ(胆)い。」
督、膀胱、三焦、大腸、小腸、胆、胃
三陰交
脾経、肝経、腎経
「非肝心」
脾、肝、腎
心経と間違えそうかも。
下合穴とは
六腑の病に反応&治癒に応用。
すべて下肢。
下合穴のゴロ
胆の合=陽陵泉
「有料のタンゴ」
小腸の合=下巨虚
「小さくて下戸」
胃の合=足三里
「以後、足りました」
大腸の合=上巨虚
「大きくて上戸」
膀胱の合=委中
「意中の母校」
三焦の合=委陽
「焦げはいやよぅ!」
ツボだけで
「要領よく下って三里行くと、上の委員がいて、いやよぅ」
もうね、必死なのw
【経穴】八会穴・八脈交会穴のゴロ
どうも、まつこです。
今日は「八会穴と八脈交会穴」のゴロ。
ゴロ使わないで覚えたいけど、無理。
八会穴とは
腑、臓、筋、髄、血、骨、脈、気の「気」が聚るところ。
八会穴のゴロ
臓会=章門
「像の顧問」
気会=膻中
「気合の団長」
筋会=陽陵泉
「鉄筋の寮」
髄会=懸鐘
「ずいっとけんしょう」
※思いつかなくて響きで無理やり
腑会=中脘
「普通の缶詰」
血会=膈兪
「輸血」
骨会=大杼
「骨は大丈夫」
脈会=太淵
「脈が大変」
八脈交会穴とは
別名:八総穴・八宗穴
奇経八脈の主治穴
正経12経脈と奇経八脈とが密接に関係
奇経の上肢と下肢にある穴を一対の組み合わせにして治療に用いる。
八脈交会穴のゴロ
内関(陰維脈)と公孫(衝脈)
外関(陽維脈)と足臨泣(帯脈)
「内孫、外で足ぶつけて泣いている」
申脈(陽蹻脈)と後渓(督脈)
照海(陰蹻脈)と列欠(任脈)
「神妙な後継者、照れて欠席」
小テスト、これでイケるだろうか。。。